令和7年9月20日、21日の二日間に渡り開催された「松江市民レガッタ」に我が松江南RCから選び抜かれた精鋭14名が「ガッツロータリー1、2」の2クルーが出場した。
前もって2日間2度の練習に耐え、酒まみれの反省会を繰り返しこの日に臨んだ。
試合会場は今までの大橋川と異なり、美保関運動公園万原コース(350m)だ。
今までは飲み屋も近い松江の中心部だったが、新大橋架け替え工事や、大橋川治水工事の影響でやむなく美保関に会場変更となった。
試合当日は曇天の絶好のボート日和。 総監督の私は松江南RCには特に多数を占める転勤族の方たちに最低一度は漕いで思い出にして欲しいとの思いで、漕ぎ手を選出した。 それは、ボートを漕いで、中海に浮かぶ大山をしっかりとまぶたの中におさめておいて欲しいからだ。
まずは、勝ちにいくために練習を積んだ5名を選び、2着までに入ると準決勝進出できる試合に「ガッツロータリー1」をぶつけた。
スタートの旗が振られ、一斉にスタート。 スタートダッシュに失敗して3位だ。
だが、我が松江南RCは負けない。 すぐ抜き返し、2位となる。 応援団も総立ちで張り裂けんばかりの声援を送る。 しかし、ラスト50mでさされ抜き返された。
万事休す。 結果、第3位。
しかし、松江南RCがこの市民レガッタに出場して20年以上経つが、こんな激しい、手に汗握るデッドヒートは記憶にない。 準決勝に進めず敗退したが、爽やかな疲労感が残るいい試合であった。
力尽きた松江南RCはこの後の敗者復活戦も両クルーともすべて敗退……。
今年の松江南RCの「松江市民レガッタ」は幕を閉じた。
以上、報告します。
松江南RCレガッタ総監督 古志勝俊