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「ロータリーから周囲を編集しよう」
2024-25年度RI会長 ステファニー・A.・アーチック氏（米国ペンシルバニア州）はテーマとして「THE MAGIC OF ROTARY／ロータリーのマジック」を掲げられました。このマジックはある意味関数であり、反応であり、ある種の編集作業と言い換えることが出来るでしょう。ロータリーの関数により様々な変化が示され、ロータリーの触媒によって不思議な反応が導かれ、編集によって新たな価値が創造される。アーチック氏はその様にお考えだと理解しました。そして二つの主題「平和を優先する」、「継続と変化のバランス」を示されました。ロータリーは継続して平和に関わってきましたが、コロナ禍に二つの戦争が起こりました。新年度を「平和とは何か」、「分断はなぜ生じるのか」を考える端緒にしましょう。もう一つは継続と変化。P.ハリスは「Evolutionary Always（常に進化を）」と唱えています。継続事業の中にも小さなマジックを起こし、変化していくことが求められています。会長はこれらの主題の基礎は、ロータリーの高潔性、ロータリーのDEI（DIVERSITY：多様性・EQUITY：公平性・INCLUSION：排除、隔離の否定と受容）にあり、その原則が素晴らしい変化をもたらすと力説されました。併せてこのスローガンを支える四つの共同目標として、・IMPACT：ポリオ根絶活動等で大きなインパクトを興す・REACH：ロータリーの輪を広げる・ENGAGE：DEIにより参加者の積極的な関わりを促す≒ロータリーには観客席はない・ADAPT：ロータリー活動の変化に適応する　を示し共に行動しようと呼びかけられました。

2024-25年度地区ガバナー榊󠄀原 敬氏（岡山南RC）は地区スローガンを「未来への架け橋をつくろう」と定められました。そして各クラブにDESIGN（・DEI ・EVOLUTION／進化 ・SERVICE／奉仕 ・INSPIRATION／ひらめき ・GENEROUSLY／寛容 ・NOBILITY／高潔）を以て地域への奉仕、活動の基盤を拡充することを求められました。

以上のことを踏まえ私は活動方針を「ロータリーから周囲を編集しよう」としました。私たちは諸先輩のお陰でとても楽しいロータリー生活を送っています。その楽しさを基盤に私たちの活動（既存、新規を問わず）を編集し、周囲を編集し、新しい価値を生み出す一年にしましょう。